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皆さん、学校の算数でお困りではないでしょうか?今月は、そろばんの活用例として小学5年生で学習する

最小公倍数と最大公約数のもとめ方をお伝えします。是非、やってみて下さい。

そろばんの活用例

そろばんを使って最小公倍数と最大公約数をもとめましょう


1. 最小公倍数のもとめ方

 小さい数の方から先に同じ数をたしていきます。     それを一回ごとに繰り返していきます。

 

(例)4と6の最小公倍数

①そろばんの上に2つの数(3つでも同じ)4と6を少し離して定位点に置きます。

 

②4と6とでは4の方が小さいので、4の方に初めの数4をたします。そろばんの上では8と6になります。

 

③8と6では6の方が小さいので、6の方に初めの数6をたします。そろばんの上では8と12になります。

 

④8と12では8の方が小さいので、8の方に初めの数4をたします。そろばんの上では12と12になります。

 

⑤左右どちらも12となったので最小公倍数は12です。

2. 最大公約数のもとめ方

 大きい数から小さい数を引いていきます。それを一回ごとに繰り返していきます。

 

(例) 6と9の最大公約数

①そろばんの上に2つの数(3つでも同じ)6と9を少し離して定位点に置きます。

 

②6と9では9の方が大きいので、9から6を引きます。そろばんの上では6と3になります。

 

③6と3では6の方が大きいので、6から3を引きます。そろばんの上では3と3になります。

 

④左右どちらも3となったので最大公約数は3です。